毎日当たり前のように話している言葉の中には、日本でしか意味が伝わらないカタカナことばがあります。
英語だと思って、海外の人に話しかけても「?」という反応をされることはしばしば。
なぜなら、それは英語ではなく、日本人が創り出した、オリジナルの言葉なのです。
この記事では、海外では通じないカタカナことばを簡単に紹介します。
ランドセル
“school bag”
日本の小学生には身近なランドセルだが、リュックのように背負う通学用のカバンで、箱の形をしているのは海外では珍しい。
オランダ語が語源と言われています。
日本に伝わったときには布製だったとか。
シャーペン
“mechanical pencil”
アメリカで生まれて、日本で改良されたときに、「エバーレディーシャープペンシル」という商品名になり、そこから全国的に広まりました。
ジェットコースター
“roller coaster”
スピードとスリルがある、遊園地では人気の乗り物。
ジェット機みたいに空中を速く走るイメージから名付けられた。
エアコン
“air conditioner”
室内の温度や湿度を調整してくれるエアコン。
ゴールイン
“finish”
運動会の競争やマラソンで、選手がゴールにつくことを言います。
大きな競技会で温かい応援、拍手、歓声が選手たちを迎えます。
ソフトクリーム
“soft serve ice cream”
コーンやカップにぐるぐる渦を描きながら、盛り付けられるアイスクリーム。
日本には1950年代に伝わって、人気を呼びました。
ホッチキス
“stapler”
たくさんの紙を閉じるのに便利で学校でも使われています。
1903年、日本に初めて輸入されたアメリカの製品に「ホッチキス」という会社の名前が表示されていたことから、日本で「ホッチキス」と呼ばれるようになりました。
カレーライス
“curry and rice”
カレーはもともとインドの料理。
明治初期には伝わっていて、最初は「ライスカレー」と呼ばれていた。
ポスト
“mail box”
手紙やはがきを家で受け取るためのポストは「郵便受け」ともいいます。
明治時代に郵便制度がはじまった頃には「書状集め箱」と呼んでいました。
フライドポテト
“french fries”
ジャガイモを細長い棒の形に切って油で揚げ、塩をまぶした料理。
生まれはイギリスで「チップス」と呼ばれます。
キャッチボール
“play catch”
野球で行われる基本動作。
相手が受けやすいボールを投げたり、受け取ったりします。