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人の悩みの多くは人間関係によるものが多い。
相手への理解不足、誤解不足から起きている。
大人は子どもの話に耳を傾け、自分の考えを押し付けない、これに尽きると思う。
親は子ども目線で話を聞くことで、親として成長できる。「子育て」というが、正確には親も日々成長の機会をもらっているし、対等な人間なので、「親子育て」の方がしっくりくる。
小学校1年生の学びとはなんだろう。
何ができるようになるのか。
知識、技能の取得、活用
思考力、判断力、表現力
人間性
学びに向かう姿勢
あいさつ、ありがとう、ごめんなさい
習慣化、規則正しい生活…
どれも大切。
最近、寝る前の本の読み聞かせをしていないので、親として改めたいところ。
最初に、気持ち良い人間関係を作る第一歩としての「あいさつ」、コミュニケーションを成立させるのに必要な「返事」、称賛することを示す「拍手」。
この3つは、対等な人間関係を作る基礎である。
次に、何をどのように学ぶか。
一言でいうと、「アクティブラーニング」
主体的に対話し、深い学びを得ること。
子どもたちの宿題を見て、「何が問われているのか」を確認する。突拍子もない答えを書いていることがあるので、横に座って音読させるようにしている。
「人間は自分の持っている言葉の範囲でしか物事を考えられない。豊かな語彙は物事の理解を深めるだけでなく、自分の意見を論理的に表現する力になる」
一番躓きやすいのは、読み書き算数。
特に繰り上がり、繰り下がりの計算には注意が必要で、「さくらんぼ計算」を使って教えている。
学ぶことにおいて、習慣化は欠かせない。
毎日学校から帰宅した後、決まった時間に宿題と明日の用意を仕上げるように誘導している。
と言っても、先に遊びたいという子どもの気持ちを優先しているので、特に宿題を終えるのが寝る前になることもしばしば。
忙しい日々のなかで、親は感情的にならずに関わり続けること、勉強が楽しいと思える環境作りをすること、繰り返しが大切なことを学び続けている。
「いきなり大きなことはできない。小さなことからコツコツと実践を積み重ねる」
「ほんものはつづく、つづけるとほんものになる」
子どもは親の姿を良くみている。
親は子どもの笑顔をみると嬉しくなる。
しだいに言葉遣いや仕草が似てくる。
子育ての方法は迷うことの連続だけど、親は子どものお陰で勉強する機会を与えられ、成長させてもらっている。
生まれてきてくれてありがとう。
これからもよろしく。