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親からはわがままに思える行動も、「こっちを見て!」というサインなのかもしれない。
三兄弟の真ん中の八歳の息子。家ではわがまま放題で、一般的に真ん中は放って置かれがちと聞いていたので、気にかけてきた。家でも兄弟や親のことをよく見ていることが多く、学校では周りをよく見て色々感じている。
どの子も親を困らせようと思っているわけではない。それに気付いて気にかけてきたので、兄弟関係以外に原因があるのかもしれない。
園や学校での様子を聞いてみると良い。たとえば、お風呂や寝る前など身体が同じ方向を向いているとき。真正面から「今日はどうだった?」と聞くよりも、自然と話したくなる。
子どもは解決を望んでいるわけではないので、共感しながらただただその日あったこと、その時感じたことを丁寧に聴く姿勢を取る。一番身近な安心な人に気持ちを抱き取ってもらいたいだけだから。